2009年01月03日

『菌類のふしぎ』展 国立科学博物館

閉館間際になってようやく来館者の引いてきた『もやしもん』コラボの企画展を、駆け足で見て回る。ビデオは駄目だが写真撮影はOK。展示室を2つ使っていたが、第二室はボタニカルアートと石川氏の複製原稿の展示と物販だけなので、純粋に「菌類のふしぎ」を見たいなら第一室だけで足りる。
色々とレポートで読んだとおり、展示全体は段ボールで構成され、あちこちに菌たちのフィギュアと石川雅之氏による落描きが散りばめられている。説明パネルや展示内容のまとめ方も上手くて、楽しんで企画を作ったのが伝わってくるような展示だった。台所の原寸写真を背景に、いろんな菌フィギュアが、それぞれいそうなあたりにうじゃうじゃと貼り付けられている一角は、『もやしもん』で沢木が見ている景色みたい。
大量のきのこの標本が圧巻。縄文時代のきのこ型土器(採取時に食用きのこを判別するための見本と言われる)が面白かった。あ、段ボールが折り重なった中に隠れている石川氏の落描きを探すのは、ちょうど落ち葉の中でのきのこ狩りのような感じだな。
研究用の標本採集の方法を説明するコーナーでは、森の写真の上に採集作業中の人物の写真を切り抜いて重ねて貼り付けてあったが、わずかに段ボールの厚み分が浮き出しているだけで妙なリアル感が出る。
展示方法の工夫が非常に良かったです。展示のアートディレクションは誰なんだろう。オフィシャルガイドの装丁は、講談社のコミックス装丁と同じARTENだったが、展示全体もそうだろうか。

帰りに神楽坂の歯車へ立ち寄って、今年の企画展予定とかぱなしとかの話をして帰宅。今年は等伯展@京博があるぞー。関西遠征と重なるといいなあ。
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展/イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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