2009年06月28日

クラ選関東 9位決定戦 横河武蔵野ユースvs浦和ユース 那須スポーツパーク

さて、引き続きあかまつフィールドにて本日のメインイベント(笑)、9位決定戦。
新人戦を見て以来、横河武蔵野ユースを贔屓にしているので、勝ち残ってくれてとても嬉しい。派手なタレントはいなくても、きちんと組織立った守備と、攻撃を組み立てていこうとする姿勢が好印象な、気持ちの良いチーム。養和とはまた違った明るさがあって、今日はベンチ外の選手たちが、ダンボール箱を補強してペットボトルでぶっ叩く即席の鳴り物(「全国!」とか選手名とかが書き込んである)を用意して、土手の上からトップチームと同じチャントを歌っていた。昨夜は、宿舎で歌練をしたらしい(笑)。
浦和ユースは昨日、大宮ユースとの埼玉ダービーをPK戦で勝ち上がってきた。浦和も普段、ユースの試合では組織立った応援をしないので、横河の選手たちのチャントが響く。

【横河武蔵野】=============================

−−−−−−−−10石場−−−−−−−−
      (88分 →16添田)

07中島−−−−−14井村−−−−−11池田
(62分 →09河仲)

−−−−−03栗原−−−08竹内−−−−−

02石川−−05紙谷−−−04花本−−06長沢

−−−−−−−−01藤吉−−−−−−−−


【浦和】=============================


11磯部−−−−−09葺本−−−−17矢島倫
     (68分 →18鈴木大) (88分 →07利根川)

−−−−−13岡田−−−10石沢−−−−−

−−−−−−−−08池西−−−−−−−−
     (78分 →24矢島慎)

21若井−−−−−06岡本−20広瀬−05大里
(86分 →02森田)

−−−−−−−−01中村−−−−−−−−


【得点】=============================

【警告・退場】=============================
89分 横河 05紙谷
89分 浦和 20広瀬


個々ではやはり浦和に分があって、開始早々のCKで右から崩し、10石沢が切り込んでのシュートはバーに当たる。
横河は自陣で取り返してからのカウンター主体。14井村を起点に浦和のDFを掻い潜ろうとする。10石場のシュートは01中村がはじく。
浦和09葺本のポストから13岡田のシュートは01藤吉がブロック。

双方に決定機はあって、0-0で折り返し。浦和の攻撃のポイントは2列目の2人。ここに渡ると守備にてこずることになる。横河は、攻撃に転じるとき、14井村にどれだけ自由な形でボールを渡せるか。あと、セットプレーの機会をいかに増やすか。

前半にも横河GK01藤吉のナイスセーブがあったが、後半すぐにも10石沢のシュートをブロック。17矢島倫のミドルもはじく。藤吉はGKとしては小柄だが、良い選手。

62分、横河の交代、07中島→09河仲。中盤で11池田がボールを奪い、ドリブルから中へパス。10石場が走り込むが浦和DFがカバー。

68分、浦和の交代。09葺本→18鈴木大。3トップは鈴木大が左、12磯部が中央へ。

75分、横河が中盤からFK。10石場のヘッド、こぼれたところを05紙谷がシュートに行くが01中村がキャッチ。

78分、浦和の交代。08池西→24矢島慎。矢島慎が2列目に入って、10石沢がボランチに下がる。

86分、浦和の交代。21若井→02森田。88分、17矢島倫→07利根川。

88分、横河の交代。10石場→16添田。前線は他にも結構、足にきている選手がいるのだけれど、多分、この試合に充てるには手駒が足りないのだろう。PK戦を睨んでギリギリで交代。

89分、横河05紙谷にイエロー。浦和が右からFK。セカンドをつなぐが、最後は01藤吉がキャッチ。

ロスタイム、横河のカウンターを止めて20広瀬にイエロー。

そのまま0-0で試合終了。この大会、延長戦は行わず、すぐPK戦となる。
例年はアウェイ側ゴールで行うそうだが、この試合ではゴール裏に浦和のサポが陣取っていたためか、ホーム側のゴールを使うことになった。
横河のベンチ外選手たちも土手から下り、ビデオ班まで録画固定で機材を置き放して行って、ピッチサイドで肩を組む。浦和のベンチ外選手たちも同様。蹴る前の一瞬、会場がシン…と静まり、鳥の声がやけに大きく聞こえる。

浦和先攻で開始。
浦和、07利根川、成功。
横河、14井村、成功。

浦和、05大里、成功。
横河、09河仲、成功。

浦和、13岡田、成功。
横河、08竹内。蹴る前に時間をかけ、緊張しているのがわかる。GKがブロック。

浦和、06岡本。バーに当たる。
横河、06長沢、成功。

浦和、10石沢、成功。
横河、11池田、成功。

5人まで終了して4-4。

浦和、20広瀬、成功。
横河、04花本、成功。

浦和、02森田、成功。
横河、02石川、成功。

浦和、11磯部、成功。
横河、16添田、成功。

浦和、24矢島慎。ポストに当たる。

横河、05紙谷が蹴りに来たところを押しとどめ、01藤吉がキッカーに志願。GK同士の対決。

横河、01藤吉、成功。

この結果、0-0(PK8-7)で横河の勝利となった。

横河の選手の蹴ったコースは、どれも落ち着きはらっていてすごかった。特に8人目の16添田は、そこに蹴るか!という上のコースを狙って吃驚。考えてみると新人戦決勝も養和とのPK戦で、このときは大試合での経験の差が表れた格好となったので、あれから相当練習したんだろうな、と。

藤吉のPKが決まった瞬間、ベンチからも土手側からも横河の選手・コーチが走り込んだ。礼の後は、コーチ自ら給水ボトルを振り回してお祭り騒ぎ。「12年振り!」と声がする。ご父兄が抱き合って嬉し泣きされていて、こちらも思わずもらい泣きする。プリンス1部のチーム2つを破って、全国への出場権を獲得。いや、いいものを見せてもらった。関東9枠のうちに、東京の4チームがすべて残ったというのもすごい。
横河武蔵野ユースは現在、T1リーグでは首位と勝ち点2差の4位。T1リーグは、優勝するとプリンス2部との入れ替え戦に臨むことができる。残り5節、こちらも頑張ってほしい。部外者が言うのも余計なお世話だけれど、横河サポの方々は、ユースを見に行ってあげてください。ホームグランドは三鷹駅から徒歩数分だし。いいチームですよ、ほんとに。

一方、浦和の選手たちはがっくり肩を落として挨拶に来た。浦和ユースは、この後水曜日に、ダラスカップ参加(昨年度高円宮杯優勝の副賞)で延期となっていたプリンス1部第1節の流経大柏戦。さらに日曜日にはプリンス1部第10節で、東京U-18と試合がある。連戦で大変そうだが、高円宮杯出場をかけて頑張るだろう。でも、東京U-18にも負けられない目標がある。日曜日も熱い試合を期待できそうです。
posted by kul at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー:観戦記2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
那須詣でお疲れさまでした。皆さんしっかり、普通に行かれてて驚きですよ(笑)


横河ユースはとうとう結果を出しちゃいましたね。トーナメントに強そうなチームでしたけど、プリンス一部勢を喰い続けての成果は立派ですよね。

ホント、横河ユースをもっと観てあげてほしいものです。「対J」に乗り込む彼ら、見応えありまくりだと思いますし。

東京も、敗戦を糧にどう己をもう一段上げてくるか?メンツをみると確かに養和戦はそれに足る相手と言いづらい落とし方みたいで。真価はレッズY戦で、という感じでしょうか?後が無くなっただけに、簡単な試合にはならなそうですね。

横浜の小野悠斗は…まぁああいうクラシカルなファンタジスタって感じですから。調子が悪いだなんて「あるある」なんでしょうね(偏見)
Posted by CHONO at 2009年07月01日 00:08
>CHONOさん
こんにちは。勝手にリンク張らせてもらいました。
早慶戦に行くはずだったんですが、横河がD3位になったと聞いた時点からグラグラと那須に傾き(笑)。横河ユース、いいチームです。

初めて順位決定戦を見に行きましたが、決勝と9決以外は、気持ちの持ち方が難しい大会だと思いました。柏-マリが低調だったのはそのせいもあるんでしょう。

週末のプリンス浦和戦は、浦和は高円宮杯だけでなく1部残留もかかってくるので、ガチな試合になるんじゃないかなーと期待してます。
Posted by kul at 2009年07月01日 01:04
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