2009年12月23日

Jユース杯準決勝 FC東京U-18vsG大阪ユース 長居スタジアム

【FC東京U-18】=============================

−−−−−10重松−−09山口潤−−−−
          (89分 →15佐々木)

11梅内−−−−−−−−−−−−14三田
(85分 →07星)

−−−−−08年森−−18山崎−−−−−
(89分 →13武藤)

03阿部−−26松藤−−06平出−−04廣木

−−−−−−−−01崔−−−−−−−−


【G大阪ユース】=============================

−−−−−11石原−−−−09原口−−−−−
(77分 →19岡本)

10関−−−−−−−−−−−−−−−07望月
(86分 →13塩川)     (58分 →18久保)

−−−−−05水野−−−−06平川−−−−−

12吉川−−03西塔−−−−04内田−−02山田
    (86分 →15稲森)

−−−−−−−01金谷−−−−−−−−


【得点】=============================
15分 東京 06平出
23分 東京 10重松
75分 東京 03阿部
84分 東京 14三田
89分 東京 10重松
89分 G大阪 06平川(PK)

【警告・退場】=============================
40分 警 G大阪 02山田
61分 警 東京 04廣木
83分 警 G大阪 12吉川


立ち上がりは久しぶりに様子見から入る癖が出て、G大阪にボールを回される。02分にミドルシュートを打たれるが、崔がしっかりキャッチ。

最初の攻撃をかわすと、以降は東京がセカンドボールを拾いペースを握る。いつもよりサイドチェンジを多用し、意識的にピッチを広く使っている印象。

04分、左サイド阿部のロングフィードに重松がDF裏に抜け出し、角度のないところからシュート。GKがはじく。

14分、重松がファールを受け右遠めからFK。阿部がファーへ蹴ったボールに敵味方なだれ込むがGKがはじく。こぼれたボールを拾い年森がミドルを打つが枠外。

15分、右サイド三田のドリブルから右CK。阿部のボールをファーで重松がヘッドで折り返し、ゴール前で平出が押し込み先制。1-0。

20分、左後方から阿部→山口→梅内→三田とつないで、三田のクロスに梅内が飛び込みヘッドで合わせるも枠上へ。

23分、左スローインからつなぎ、重松から山崎へ。山崎がDFにつぶされこぼれたボールを重松が奪い、縦にドリブル。ゴールライン際で体勢を崩しながらDFをかわし、そのままシュート。バーの内側にあたって、跳ね返りがネットに突き刺さる。2-0。うわ、すごいの見た! この日の重松は絶好調で、かえって怪我でもしやしないかとハラハラしてしまった。

25分、重松がファールを受けて右からFK。阿部が直接狙うがGKがキャッチ。

28分、DFからのクリアボールを重松が受け、蹴りあげて、後方、相手DF裏へ浮き玉のパス。山口が飛び出して受け、切り返してシュート。DFに当たり左CKに。重松の蹴ったボールはGKがキャッチ。

32分、左サイド梅内からオーバーラップしてきた阿部へ。阿部が中へ切り込み、右サイドの三田へパス。三田のミドルは枠外。

33分、縦パスを受けた山口が囲まれボールをこぼすが、山崎が拾って、DFをかわした山口へパス。山口のシュートはDFがブロック。こぼれを拾って重松がシュートを打つが、DFに当たり右CKに。重松のボールに正面で梅内がヘッドで合わせるが枠上。

前半終了際、G大阪がパスワークに粘りを見せて攻勢に出る。40分、中盤を粘り強くつないで、右サイドで縦パスに02山田が走り込む。DFに行った阿部にファールで、山田にイエローカード。

43分、東京陣内深く、G大阪が右スローインから一度後ろに戻し、10関がミドルシュート。崔がキャッチ。

前半ロスタイムは1分。右遠めからのFKに、重松がニアを狙ってグラウンダーのボールを蹴る。どうも、J1最終節の遠藤の「コロコロFK」を真似したように思われるが、ちょっと距離がありすぎた。DFがクリア。

前半は2-0で折り返し。G大阪のシュートは、おそらく立ち上がりと終了際の2本のミドルシュートのみ。ほぼ東京のワンサイドゲームとなっている。G大阪の選手は随所に上手いのだが、ボールを持たれても効果的なパスを通させないようにする守備への切り替え、守備ブロックの形成が速い!


後半、少し雨が落ち始める。46分、いきなり右サイドを三田がドリブル突破してシュート。枠をそれたボールに、逆サイドの梅内は追いつけず。しかし、HTに気持ちを切り替えようとしただろう相手を許さずに、最初から東京が飛ばしていく。

57分、G大阪の左CK。10関の蹴ったボールは松藤がクリア。セカンドを拾われミドルを打たれるが枠外。

58分、G大阪の交代。07望月→18久保。

59分、左からのサイドチェンジを受け三田がドリブルで中へ切り込み、左へパス。梅内がダイレクトでシュートを打つがGKがはじく。左CK、重松はニアへ蹴るがDFがクリア。

61分、パスカットされて取り返しに行ったところで廣木がファール。イエローを受ける。

62分、東京のカウンター。左サイドで重松が倒れつつ出したパスに、阿部が抜け出してシュート。GKがはじき、右CK。阿部のボールに重松がヘッドで合わせるが枠上。

67分、G大阪が左スローインからドリブルを仕掛けようとするところを倒しFK。崔がキャッチ。

弱い雨が降り始める。

70分、右スローインから廣木がドリブルで持ち上がり、ニアにクロスを入れる。GKがキャッチするも、ゴールラインを切っていたという判定で右CKに。阿部の蹴ったボールは中央で梅内の頭をかすり、ファーサイドへ流れる。重松が追って、DFにあてて左CKに。重松はまたニアに蹴って何か狙っているようなのだが、今回も不発でクリアされる。

73分、G大阪、右からのFK、右CKと続くがクリア。

75分、三田がドリブルで駆け上がり、マイナスのパス。山口が受けて切り込み、左の梅内へ。梅内が後ろのスペースへ出したボールに年森が走り込みミドルシュート。GKがはじき、左CKに。重松、今度はファーへボールを送る。平出の折り返しをDFがクリアミス。こぼれたボールを阿部が蹴り込む。3-0。

77分、G大阪の交代。11石原→19岡本。

82分、ドリブルを梅内が倒し、中央正面からG大阪のFK。枠上へ。

84分、DFのトラップミスを山口がさらって裏へ抜けようとするところを、PA外で12吉川が倒してイエロー。正面からの重松のFKは、GKが倒れ込みつつ足を突き出してブロックし、右CKに。阿部のボールはGKがはじくが、こぼれを三田が豪快にミドルシュート。4-0。三田はこの少し前に、とりあえず打っとけという完全に枠を外したミドルもあったのだけれど、そちらは軌道が途中から浮いていく強烈なシュートだった。今大会、彼もまた絶好調だ。

85分、再開前に東京の交代。11梅内→07星。星が右に入り、三田が左へ移動。

86分、G大阪の交代。10関→13塩川、03西塔→15稲森。

89分、左から三田がシュート。DFに当たった跳ね返りを重松がトラップして、中央の年森へ。年森からパスを受けた廣木が、ゴール前へアーリークロスを入れる。重松が走り込むが飛び出したGKがキャッチ、と思ったらボールがこぼれ、すかさず重松がこれを追う。ライン際でぎりぎり残して切り返し、DFの間からシュート。5-0。うわ、またすごいの見た! トップ昇格内定、代表選出と注目が集まるにつれ、重松には各チームから人数をかけたえげつないほどのマークがつくようになっていたのだが、この試合、G大阪はフェアにというか淡泊というか「ガンバユースのプライド」というのか、ここまでの数戦ほどの圧力を重松にかけて来なかった。そうなると、彼のトラップの上手さ、切り返しの上手さが光る。正直、ユースファンが思っていた以上に上手い選手になっていた。お見それしました。キングに脱帽して敬意を表す。

再開前に東京の交代。08年森→13武藤。

ロスタイム3分。G大阪が最後の意地、左から21高原がドリブルでPA内に切り込み、DFがゴールライン際で倒したということでPK。

蹴る前に東京の交代。09山口→15佐々木。

06平川が蹴り込み、G大阪に1点返される。無失点では終われなかったが、東京の完勝でタイムアップ。


名古屋戦に続き、またも完勝だった。大量得点勝利後の試合ということで危ぶむ声もあったが、自分はそんな心配はしていませんでした、本当に。これほど点差がつくとは予想外だったけれど、今の東京には、緩む要素がないんだもの。
今年のチームは始動からずいぶん長い間、中心になって声を出す選手がおらず、強いんだけれどどこか淡々としているのが頼もしいようでもあり、不満、いや、不安でもあった。それがクラ選で「偶然を起こさせて逃さないサッカー」に敗れ、高円宮杯は代表が合間に抜ける中でまとまりきれず敗れ、目の色が変わったように思う。俺らは強いってことを何も形に残さずに終わるのか。ちゃんと「悔しい」と感じて、「勝ちたい、いや、勝つ」と“決めて”、そのためにどうするか。声を出してカバーやフォローの意識を徹底する、後ろを信頼して前に仕掛ける、春先になんとなくできてしまっていたことをもう一度確認し直して今大会に臨んでいる。かといって悲壮感があるわけではなく、このメンバーなら出来るはずのことが出来るってことを証明しようとしている。自分たちが一皮むけたと手ごたえを感じていればこその、試合後、重松のシャーだったと思うのだ。
1年かけて、負けん気と実力と自信がちょうどいいバランスになった。今年もいいチームになってくれたなあと、まずそれが嬉しい。このチームが無冠に終わるなんてことがあり得るだろうか? いや、ない。と思うんだ、本当に。

この日、ダンマクに書いた言葉は「行こうぜ行こうぜ」。春先に崔の声ばかりが聞こえる中、途中投入の三田が叫んでた台詞だ。内容に具体性はなくても(笑)、声が出るというだけでその選手は素晴らしい。声にはチームに同じ方向を向かせる力がある。だから、この日のダンマクはヒサオリスペクトのつもり。
もうひとつのダンマクは「お前らがサンタクロース」。意味がわからん? 書いた我々にもわからん(笑)。でも青赤のサンタたちは、わくわくできるクリスマスを運んできてくれたのだった。
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー:観戦記2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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