2006年07月24日

TdF 第18〜20ステージ

第18ステージ。昨日の劇的ステージの後、翌日は最終決戦のTTとあって、総合の点では大きな動きのないレース。15人が抜け出し、ゴールまで内部でアタック合戦が続く。最終的にショルツ(ゲロルシュタイナー)・モレーニ(コフィディス)・トザット(クイックステップ)の3人が飛び出すが、ショルツはゴールスプリントは諦め。トザットが勝って、クイックステップに初勝利。ボーネンが勝ちがないままリタイヤしちゃったから、チームにとっては嬉しいだろう。

第19ステージ。これを「順当」というべきか…。TTの戦績と結果だけを言えば、ランディス(フォナック)のマイヨ・ジョーヌはまったく順当だが、そこまでの経過がまったくもって順当ではないのだ。これも「意志の勝利」。ペレイロ(ケースデパーニュ)も意地の走りで、サストレには打ち勝った。サストレ(CSC)はクレーデン(Tモバイル)にも抜かれて総合4位に後退。ステージ優勝はゴンチャール(Tモバイル)。TTのステージだけ勝って2勝目。
驚いたのはクネゴ(ランプレ)。フォーテン(ゲロルシュタイナー)より早いタイムで走り切り、10位でフィニッシュ。これで新人賞を確実に。うわー、いつの間にTT走れるようになったんですか!おねーさん喜んじゃうよ! クネゴは、パンターニが亡くなって自転車見るのがしんどかった頃に、ジロであれよあれよと優勝してしまって、またワクワクする気持ちを取り戻させてくれた選手なので、ちょっと思い入れがあるのです。

第20ステージ。パレードスタートの先頭には、4賞選手がランデブー走行。ラスムッセン(ラボバンク)はまだしも、クネゴが所在無さげで可笑しい。こうして見ると、実際まだ若いんだよねえ。いつにも増してのんびり走行で、おふざけもいっぱい。フレチャ(ラボバンク)がウェーグマン(ゲロルシュタイナー)のお面をかぶって、作り物の舌を垂らした(モローの真似?)ウェーグマンと一緒に前に出てきたり、ライプハイマー(ゲロルシュタイナー)がアタックか?と思ったら前方の脇で止まって観客の真似をしてみたり。アホだ(笑)。最終ステージはお祭りなのです。周回コースの最終周でようやく19人が抜け出し、ゴールスプリントはハスホフト(クレディアグリコル)が制した。プロローグの次に勝ったのは、最終ステージだったという訳だ。
総合:ランディス、スプリント賞:マキュアン、山岳賞:ラスムッセン、新人賞:クネゴ。ランスがいなくなっても、バッソやウルリッヒがいなくても、TdFはやっぱり毎日面白かった。解説で栗村さんも言っていたが、ランディスは大ブレーキの翌日、17ステージの大博打とそれを成功させたことで、マイヨ・ジョーヌを着る「資格」を得たのだと思う。パリでの個人総合優勝って、やっぱりスーパーなものなのだ。それを得るには、相応のドラマが必要とされるのだろう。TdF後は大腿骨頭壊死の手術を受けるそうだが、手術とリハビリが上手く行くことを祈る! 頑張れランディス!
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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