2006年11月20日

『イヌの日』阿佐ヶ谷スパイダース 本多劇場

2000年の初演は未見。新たに追加されたのは、中津の動機付けとなる母親との関係と、ラストシーンらしい。母親との関係の方は、物語をファンタジーからリアルに引き寄せるために必要だったと思うんだが、ラストシーンはどうなんだろう? 無いと、またファンタジーに戻っちゃうというのもわかるが、有れば有ったで、それもファンタジーだし。
なんだかどこにも感情移入できなくて妙に冷静に見てしまって、終わり方に納得できない気分なんだが、どういう終わり方なら落ち着くのか、自分でもよくわからん。中津がなんで出来るようになったのか、がイマイチわからないのと、中津の母親(の中津との関係)がどうなったのか、がはっきりしないから、ラストに納得できていないということはわかっているんだが。中津、どこで乗り越えたのかな。「好きだよ」と言葉に出したとこかな。それにしては芝居が弱いような。
役者では中山、松浦、大堀。一見普通なのにずれてて気持ち悪いのが上手いなあ。剱持たまきが良くて、ちょっとびっくりした。失礼しました。「遊ぼう」がどっちの意味にも取れて、本来こういうのがロリータ的魅力なのかなーとか。

何でいきなりこれの再演だったのか? 昨年『胎内』をやって、自分にも閉じ込められる話があったなと思い出したのかね?
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇/舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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