2007年02月18日

東京都クラブユースU-17選手権決勝 FC東京U-18vs三菱養和ユース 夢の島競技場

昨夜からの冷たい雨で、まいったなあと思いつつ出かけたが、新木場に着く頃には止んだ。しかし、スタンドへ上がってみると、なんじゃこりゃの水溜りである。アウェイ側はほぼ田んぼ状態で、水が溜まっていないのはメイン側のエンドライン寄り四半分程度。試合が始まってみると、アウェイ側ではとにかくボールが転がらない。どこでボールが止まるか予測がつかない。逆にホーム側は水はけが良いらしく、ボールが走る。新人戦とは言え、3決・決勝の試合をさせるのは気の毒なほどの悪コンディションだった。

前半。
【東京】
    39山村 22岡田
  7大竹 11井澤 38岩渕
     15宮阪
35平野 2椋原 29畑尾 31山浦
      16田端

【養和】番号が無茶苦茶で名前がわからん…。メモっても無駄だわね。
  47 26
39 29 53 36
48 51 27 35
   30

東京はアウェイ側を自陣とする。上にも書いたようにボールが思わぬところで止まるので、立ち上がりは双方混乱気味。不測の場面の反応速度+運動量勝負で、頭も身体も疲れる試合になりそう。踏ん張りが利かなくて転ぶ場面も多い。こんなピッチで怪我だけはしてくれるな。攻めやすい前半のうちに得点しておきたいところだ。
7分、正面遠い位置でFKを獲得。こんな足場でも宮阪がどーんと重いボールを蹴るが壁に当たり、こぼれ球への飛び出しはオフサイド。
12分、相手のドリブルを椋原・平野が挟んで止めに行ってファウル。ゴール左からのFKは田端がキャッチ。そのまま水溜りを越すロングフィードに岡田が抜け出すが、GKとの間でボールが弾みすぎてトラップできず。14分、DFから再び岡田へロングフィード。岡田がタメを作り、上がってきた井澤から山浦へ繋いでミドルを撃つがGKがキャッチ。水溜りを越えればチャンスになる。
16分、スローインからゴール前でシュート、こぼれを拾ってシュートを繰り返すが、DFの数が多く跳ね返される。スローインからのボールをカットされてカウンターとなるが、平野が上手く身体を入れてライン外へ逃れる。
19分、大竹が足を滑らせてボールを失うが自分で取り返し、ドリブルで相手をかわしシュート。しかし踏ん張りきれずに蹴りそこね、枠を逸れる。逆サイドで岡田が追ってCKとなるが、GKがキャッチ。
23分、遠い位置でファウルを取られてFK。田端がやや目測を誤るが、何とかキャッチ。田端、勇気があるのは買うがちょっと飛び出し過ぎかも。ゴールキックを山村が受け、井澤へ。井澤からパスを受けた大竹が中央へクロス、山村のヘッドはGKがキャッチ。
26分、クリアボールが水溜りで止まり、拾った53番のミドル。枠を逸れる。
28分、大竹から平野へ、平野が上げたクロスをゴール前で岡田と競ったDFが跳ね上げる。岡田が拾って反転シュートするも枠外。
ホーム側半分でもバック寄りは状態が悪いらしく、主戦場はメイン寄り=左サイド。こんなピッチじゃテクなんて関係ない、と思っていたんですがね、大間違いでした。大竹がそりゃもうキレキレで。水溜りの中、4人に囲まれながらドリブルで抜け出すは、ぽいっと相手の後ろへボールを蹴ってそのまま自分も抜け出すは、変なヒールパスするは、ホーム側の端の方にいたおかげで、目の前で堪能させてもらいました。怪我の後、昨年後半は精彩を欠いたけれど、完全復活のようです。今年も楽しみだ。31分、その大竹が中盤の囲みを抜けてDF裏へスルーパス。山村が追うが2人に身体を寄せられて阻まれる。
35分、水溜りを越えて左サイド深く切り込まれるが、畑尾がよく付いて行く。シュートを撃たれるが角度無くGKがキャッチ。
38分、大竹→山村→井澤と繋ぎ、井澤がループ気味に狙うがGKがキャッチ。39分、岡田が右で一度タメを作り、DFをかわして抜け出し中央へパスを送るが、ゴール前で井澤は受けられず。40分、中盤まで持ち上がった椋原からのパスに岡田が追いつき、上がりを待ってゴール前へクロス。しかし山村のシュートはバー上。43分、大竹がPA内で見事にDFをかわして中へパスを送るが、走り込んだ岩渕のシュートはDFが足を延ばして防ぐ。
ロスタイム、左から養和のFK。田端、一度落としてヒヤッとするがキャッチ。

後半。ピッチの悪い側へ攻める。3分、ロングフィードに岡田が追いつき中に走り込んだ山浦へパスするが、ボールが途中で止まる。これを拾ってゴール前をパスで崩そうとするものの、ボールの動きが予測不可能。平野のシュートはDFに防がれる。
9分、クリアミスが相手に渡りシュートを撃たれるが枠外。
16分、岡田が倒され40番にイエロー。FKからのヘッドは枠外。岡田が身体を張りまくっていて、ユニは上から下までずぶ濡れになって色が変わっている。
18分、38岩渕→24米田、39山村→25加藤。交代の2人がトップに入り、岡田が右サイドへ。後半、プレーエリアがバック寄りになり、さしもの大竹もなかなか思うようにプレーできない。代わりに岡田が最後まで走り光っていた。
交代直後、DFと競って抜け出そうとしたところで米田にイエロー。
21分、養和に左CK。ニアで受けた選手のシュートはサイドネット。養和の交代、47→37。前線に背の高い選手を入れてきた。24分、椋原のクリアミスが相手に渡るも、畑尾がカバー。26分、養和の交代、36→24。右サイドでスローインを受けてクロスを入れられるが、田端がキャッチ。
30分、抜け出した米田がPA内で倒されるがノーファウル。
32分、センター付近で大竹が倒され27番(?)にイエロー。
35分、遠目には大竹が抜け出し倒されたように見えたが、大竹にレッドカードで退場に。42分、スタンドからは井澤が引っ張られ倒されたと見えたが、井澤にイエロー。どうも今日の主審はよくわからない判定が多かった。どんな審判に当たろうと、それも試合の内ですがね。で、右の遠めからのFKで、あやうく椋原がOGしかけるが田端がキャッチ。
ロスタイム、椋原が持ち上がって加藤へパス、トラップが流れてクリアされるがボールが止まり、山浦が拾ってゴール前へ。岡田が走るがGKがキャッチ。センター付近で誰か倒されて29番にイエロー。
10人になっても、人数の少なさを感じさせない攻撃が出来ている。守備も先月末と比べて格段に安定、とは言えこのピッチ状態ではまだよくわからないか。中盤で井澤が利いてる。何だろう、すごく技術があるという感じではないけれど、運動量があって、展開を読むのが上手いのかな。あと、常に前向きで楽しそう。これは大事なことだ。

延長前半。サイドは変わらず。養和の攻勢。CKやパスワークから何度かシュートを撃たれるが、田端がキャッチ。DF陣も集中している。
延長後半。立ち上がりに攻め込まれ、自陣でプレーとなる。ボールを取り返し、井澤が前へ向かおうとしたところ、水溜りの中で奪い返され、そのままミドルシュート。これが見事に決まる。足場の悪い中、正確にシュートしたことを褒めるしかない。
先制され苦しい展開となる。しかし気持ちを落とさず反撃。2分、ファールで3番(?)にイエロー。3分、35平野→32三田。5分、右サイドの山浦がドリブルで切り込み、倒されてボールはラインを割る。右CKのこぼれ球を宮阪が拾って前へ、ゴール前でDFを背負って受けた加藤が反転してシュート。これが決まって同点! 一進一退のまま終了、PK戦へ。

養和の先行で始まったPK戦は、29○。実に楽しそうに出て行った井澤が遠めから走り込んで○。39○。山浦は狙いすぎたか、バー中央を叩いて×。53○。三田も緊張しちゃったね、左へ逸れて×。37○。というわけで1-1(PK1-4)の準優勝。
表彰式は今年も、カップをほいっと渡すだけの簡素なもの。養和の選手達がカップを掲げて喜ぶのを横目に、さっさと引き上げようとした東京U-18だったが、やっぱり役員さんに引き止められて準優勝のカップを受け取り、さてどうしようか。それじゃ俺らもやっとくか、というのでカップを掲げて歓声を上げてみせて、苦笑しながら引き上げていった。

今日は残念だったが、U-18は今年も楽しめそうです。嬉しいなあ。
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー:観戦記2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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