『ラストイニング』(あさのあつこ/角川書店)が出ていたので読んだのだが、ああ、やっちゃったなあという気分である。いや、試合が結局どう決着したのかとか、キャラクターのその後とかがわかってすっきりしたことは確かなのだが。そして『バッテリー』(2巻以降)自体が、“やっちゃった”感を楽しむ内容ではあるのだが。
“やっちゃった”というのは、他人にどう説明すればいいのか。作者が自作のキャラクターを愛し過ぎてしまうと、段々と作品は作者からキャラクターへのラブレターになってきてしまう。読者は置いてけぼりである。作者の感情に乗っかってしまえばそれはそれで楽しめるのだが、商業ベースのエンターテインメントに対する楽しみ方としては本道ではないだろう。そういう“やっちゃった”。うーむ、やっぱりうまく説明ができない。ぶっちゃけて言えば、「そういうのは同人誌でいいじゃん」ということなんですが。
あ、『バッテリー スコアボード』ものぞいて見たら、映画のキャストは結構良い感じのビジュアルだと思いました。これなら見に行くかもしれん。
2007年02月21日
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