2007年04月17日

『写楽考』シス・カンパニー シアターコクーン

作:矢代静一、構成・演出:鈴木勝秀。初演は1971年の作品である。
元々の戯曲は読んだことがないのだが、伊之が牢へ入れられてから、ずっと各人物のモノローグか呼びかけで、正面向いて語る芝居が続くのは、構成・演出のスズカツさんが意図的にそうしているのだろうか。スピード感を生むためだとすると、伊之の台詞が多いので意図を達成できてない。昔の大芝居だなあという感じがする。ラストの田園風景の幕もイマイチ。戯曲と作者に遠慮して、つられてしまった感じ。
伊之=堤真一、幾五郎=高橋克実、勇介=長塚圭史、お加世=キムラ緑子、お米=七瀬なつみ、蔦屋重三郎=西岡徳馬という基本的にオーソドックスな座組の中で、長塚圭史が一人異質だ。おかげでそこばかり気になって見てしまった(苦笑)。あ、まんまと引っかかっているのか?
キムラさんのお加世が綺麗だった。キムラ+スズカツなら、長塚父を加えて、『偶然の男』を再演してほしいなあ。
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇/舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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