地下階の隣の展示室では、芸大コレクションから「名所江戸百景」全点の展示も行われています。ニューオータニに後期を見に行けなかったので、ついでに見て行くことに。
ついで、と言うが、これだけでお腹いっぱいになるほどの展示。何せ、目録も入れると全部で120点ある。2004年から2年かけて、貼込帖から1枚ずつに剥がして修復したとのこと。すべて初摺りという訳ではないようだが、かなり状態が良い上に、「大はしあたけの夕立」の試し摺り(右下に、通常版にはない舟がある)のような変わったものも含まれている。おおよそ制作順の展示順なのかな?
「名所江戸百景」は、1点ずつだと絵として面白くない(というか、これは一体何なんだ、みたいな…)ものもあるが、まとめて眺めるとやっぱり構図が上手いなあと思う。単なる名所絵ではなく、今で言えばフォトニュースだという説もありますね。『謎解き広重「江戸百」』(原信田実/集英社新書)は面白いです。
余談ですが、「名所江戸百景」については、こういうことをやっている方がいらっしゃいます。江戸時代を3Dで視覚化している「江戸暦」さん。こういうの大好き。
関係ないけれど、見終わってショップを見ていたら芸大グッズがいろいろ置いてあって、中でも面白かったのが、高橋由一の新巻鮭を立体にしたペンダント! こんぴらさんにある高橋由一(厚揚げとか豆腐とか)が来てなくて残念だったが、これでちょっと満足(笑)。
2007年07月18日
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