仙酷Wの広告のメインビジュアルは「指月布袋画賛」でした。
「指月の指」とは禅の公案で、「あそこに月があると指さされたとき、愚者は月(悟り)でなく指(経典)を見る」の意。ということを知って、ようやく蕭白の「寒山拾得図屏風」は、単に「お月さんがきれいだからお月見しよーぜー」という絵ではなかったことに気がついたという…誠に以て、ものを知らないということは恥ずかしい。
「如愚見指月,観指不観月;計著名字者,不見我真実。」(『楞伽経』巻4)
「如人以指指月,愚者但看指不看月。智者軽笑言:汝何不得示者意? 指為知月因縁,而更看指不看月!」(『大智度論』巻43)
元ネタはこのあたりか。
探すと『アメリ』をはじめ、映画にも結構引用があるようで。中でも『燃えよドラゴン』にこの台詞があったよ! 忘れてた!
"Don't think. FEEL! It is like a finger pointing away to the moon."
で、こう続く。指にとらわれると大事なことを見失うぞ、と。
"Don't consentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory."
ものを知らんのは恥ずかしいことですが、点の知識がつながる瞬間は楽しいですね。
2007年10月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/63106973
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/63106973
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック



