2007年12月15日

なでしこ入替戦 伊賀FCくの一vsJEF千葉レディース 多摩市立陸上競技場

JEFサポさんに誘われて、なでしこの入替戦へ。Div.1の7位伊賀FC(8位大原学園は自動降格)と、Div.2の2位JEF千葉レディースが対戦(1位マリーゼは自動昇格)ということで、東京を横断してJEFサポさんが大勢応援に来ていた。羽生選手と伊藤選手も来てました。

伊賀FCは、何と言っても“奥様ボランチ”宮本。全体の中で、一人だけレベルが違う。パスが正確、視野が広く、危機察知に長けてまさに攻守の要。前半、接触で倒れた際に左膝を負傷して痛そうだったが、延長の最後まで運動量が落ちなかった。
その他、個々のレベルも少しずつ伊賀FCの方が高かった感じだが、対するJEFレディースはチーム全体の運動量と連動性でこれをカバーする。しかも最後まで実によく走った。組織力の点ではJEFレディースの方が上。一進一退、ミス即ピンチの息詰まる試合。
前半13分、前線でのプレスからボールを奪って伊賀FCがカウンター、MF堤のゴールで先制。36分、ゴール前混戦のこぼれ球に後方からJEFレディースMF金野が走り込み、勢いに乗ったボレーシュート! 同点とするも、直後の39分、左CKをファーのDF池内がヘッドで折り返しゴール、伊賀FCが再びリード。JEFレディースは決定機を外してしまい、2-1で折り返し。
後半、徐々に伊賀FCの運動量が落ちてくると、15分、MF井上がDF裏へ抜け出しクロス、交代で入ったばかりのFW後藤がこれを決めて同点に。この後はJEFレディースが猛攻を仕掛け、伊賀FCは防戦一方となるものの、JEFレディースのフィニッシュが決まらない。伊賀FCのGK磯上も良い。10分ハーフの延長も双方無得点のまま、決着はPK戦へ。
先攻JEFレディース、後攻伊賀FCのPK戦は、JEFレディース5人目後藤をGK磯上が止め、伊賀FCは5人がきっちり決めて伊賀FCが勝利、Div.1残留を果たした。入替戦の勝敗がPK戦で決まるというのは、残酷なことだ。

久しぶりになでしこリーグを見ると、男子に比べればキックは弱いし、長いパスは不正確になってしまうし、だからあまりサイドチェンジがなくボールに近い所でプレーしがちで「逆サイ開いてるのに〜」と思ったりする。でも、全員が声を出すし、最後まで足が攣って倒れ込むほど走るし、汚いファウルや時間稼ぎをしないし、とにかく試合に懸ける集中力が違う。凄くて華麗なプレーに感動するのもサッカーだけど、技術が高いから面白い試合になるとは限らない。いちばん重要なのは、仏に魂が入ってるかどうか。選手が真剣だから、こっちも真剣になって見るのだ。真剣だから、面白くて熱くなるのだ。サッカーっていいなあとしみじみ思う試合でした。
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー:観戦記2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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