2012年05月13日

プリンスリーグ関東1部 第6節 横浜F・マリノスユース - FC東京U-18 三ッ沢公園陸上競技場

おひさしぶりです。
まずはここまでのプリンス振り返り。

トップの多摩川クラシコと同じ4月8日に小平で行われた初戦川崎U-18は4-1で勝利したものの、4月15日第2節は、アウェイでおそらくこの世代最強と言っても過言ではないだろう柏U-18といきなり対戦、0-3で完敗。
GWに入り、4月29日第3節山梨学院戦@小平は、先制後の前半10分程の間に立て続けに3失点、後半1点返すも追い上げ及ばず2-3で試合終了。
5月2日第4節、雨のしんよこフットボールパークでの桐光学園戦は、2年生GK大野が初先発。後半早い時間に2点リードするが、直後にCKから1点返されると続けて失点、結局立て直すことができず2戦連続2-3の逆転負けを喫した。

3連敗のうち2戦は、得点はあっても、なんとなくボールを失い、なんとなく寄せてみるもののボールを奪えずにズルズル後退していく守備が気になっていた。今年は倉又監督から本吉監督に代わり、トップチームと同じポゼッション・パスサッカーを目指していくということで(?)、まずは攻撃のやり方を整理していく時期なのだろうとは思う。でも、勝てないと段々自信を無くして悪循環になっていくから、心配していたのだ。

しかし、5月6日第5節、ここまで全勝の首位市立船橋戦、強風の小平でようやくFC東京U-18らしい、積極的で粘り強い守備が戻ってきた。1-1で迎えた後半は、風上の有利も得て相手陣内へ押し込み続け、3-1で勝利。
実は出掛けにトラブルがあって後半からの観戦になったのだが、この試合のキーマンは27高橋だったと思う。今季は1・2節は途中出場、前節から先発入りしている1年生。冷静で周囲を活かす黒子になれ、自分でPA内へ侵入することもできるプレーが魅力。FWの大黒柱は14岩田なのだが、近くでそれをサポートする役がいなかった。ここにピタリとはまった。

というわけで、調子が上向いてきた第6節、このまま波に乗って行けるか。マリノスユースは3勝2敗、割と派手な得失点で勝ったり負けたりしていて、ムラがある印象。
快晴の日曜日。隣りのニッパツ三ツ沢球技場からは、13時キックオフの横浜FC-富山の応援が聞こえてくる。巧と涼が出てるかな、と思ったけれど、涼はメンバー入りしてなかった。残念。
陸上競技場にはいつの間にか(以前からあったっけ?)電光掲示板ができていて、試合映像や選手交代で使われてびっくり。


【横浜F・マリノスユース】=============================

−−−−−11伊東−−10田中−−−−−
(61分→40大嶌)

06斎藤−−−−−−−−−−−−07村原
(75分→14汰木)

−−−−−08喜田−−15早坂−−−−−

02高野−−05伊池−−03岩壁−−23福田

−−−−−−−01田口−−−−−−−


【FC東京U-18】=============================

−−−−−27高橋−−14岩田−−−−−
 (87分→23矢島)  (88分→09斎藤)

10二瓶−−−−−−−−−−−−20伊藤
           (63分→37長澤)

−−−−−17川上−−08野沢−−−−−
 (81分→06小泉)

04吉田−−24柳澤−15五勝出−−19青木

−−−−−−−−01馬場−−−−−−−


【得点】=============================
34分 東京 10二瓶
55分 東京 08野沢
66分 東京 37長澤
90+3分 東京 09斎藤

【警告・退場】=============================
06分 警 横浜FM 08喜田
36分 警 東京 17川上
78分 警 横浜FM 15早坂


立ち上がり、お互いボールホルダーへ寄せの速い一進一退の展開。ピッチ上は、やや風があるのか、ロングボールの目測がずれるみたい。東京U-18は最近天然芝での試合が少ないせいか、ちょっと足を取られ気味。たまには深川での試合も必要かも。

06分、マリノスユースのカウンターとなるところを17川上が止めに行き、相手のファールに。08喜田にイエロー。

07分、左からのクロスをファーの20伊藤がヘッドで折り返す。ゴール前で27高橋が足を伸ばすが、かすったのみで枠を切る。

10分、08野沢からパスを受けた10二瓶がターンしてドリブル、縦にパスを送るが、27高橋が走り込む前にDFがクリア。二瓶の左CKにファーの14岩田がヘッドで合わせるが枠上へ。

前節までに比べ、10二瓶にパスの意識が出てきたように見える。が、まだもう少し遅くて、周りとタイミングがずれている。

13分、マリノスユース左サイド06斎藤から中の10田中(?)へパス。08野沢のチェックが遅れ、左前へスルーパスを通される。11伊東(?)が抜け出すが、戻ってきた20伊藤がカバーに入り、こぼれはGK01馬場がキャッチ。

14分、右サイドから11伊東がドリブルで切り込みシュート。GK01馬場がはじき、左CK。10田中の蹴ったボールは馬場がキャッチ。

18分、マリノスユース左から06斎藤がドリブル、19青木をかわしてPA内へ侵入。折り返したパスはカットするも、セカンドを繋がれ、正面から07村原がシュート。GK01馬場がキャッチ。

26分、10二瓶が左で溜めて、上がりを待って縦へパス。14岩田が抜け出すもライン際でDFが追い付きカット。左CK二瓶からのボールにファーで岩田がボレーで合わせるも枠上。今日の二瓶はすべてファーまで届くストレート系の速いCKを蹴っている。

33分、マリノスユースの左スローインから02高野がドリブルでゴール前まで持ち込みシュート。GK01馬場がキャッチ。馬場からのボールを17川上→08野沢と繋いで、右の20伊藤へ。伊藤が縦に行くと見せて意表を突いてクロスを上げると、中央14岩田にCBが釣られ、ボールはファーに走り込んだ10二瓶のところへ。二瓶が逆サイドネットへ流し込み、東京U-18が先制! 【0-1】

36分、中盤でボールを奪いに行き、17川上にイエロー。繰り返しのファールか。

42分、東京U-18のカウンター。14岩田が並走して駆け上がった27高橋へパスを送るが、DFがカット。左CKはクリアされる。

前半終盤は、10二瓶・17川上からタイミングのよい縦パスが入るようになり、東京U-18のチャンスが増える。1点リードで折り返し。

東京U-18は何が何でもDFラインから繋ぐのではなく、「蹴るときは蹴る」と割り切ったように見える。ボランチが低い位置まで引いてくることが少なくなったため、CBの負担は増えたかも。今日は相棒が同学年の24柳澤のためか、15五勝出からの指示が少ない。DFリーダーなんだから、もっと仕切っていいんだぞ。

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後半。

51分、10二瓶のドリブルにファール。やや左からのFKを17川上が蹴るが、壁に当たる。セカンドを繋ぎ08野沢がシュート、これも壁。こぼれたボールに15五勝出が反応するが、シュートを打ちきれず、クリアされる。

55分、左から04吉田のクロスに、正面で14岩田がシュートを打つもDFがクリア。しかしこぼれを拾った野沢が低い弾道のミドルシュート。キャプテンの追加点。【0-2】

60分、マリノスユース右サイドの縦パスを07村原が追う。04吉田がクリアするも08喜田に渡り、喜田が縦に切り込んでシュート。何とかDFがブロック。

61分、マリノスユースの交代。11伊東→40大嶌。

63分、東京U-18の交代。20伊藤→37長澤。

65分、10二瓶が倒されやや右でFK。17川上が直接狙うが、GK01田口がはじく。川上の右CKは、ゴール前で東京のファール。

66分、右から左へサイドチェンジに10二瓶が走り込み、トラップしてそのままシュート。GKがはじいたところに右から37長澤が走り込みシュート。怖いもの知らずの1年生がプリンス初ゴール。【0-3】

疲れてきたのか、マリノスユースの守備が後半は緩くなったように思われる。とは言え、交代で入った長澤は、2人に囲まれたくらいでは簡単にはボールを失わずに抜け出してしまう。昨年の横河武蔵野JY10番、小柄なのに足元が強い。

長澤との競り合いで手が当たったらしく、06斎藤が目のあたりから出血して(?)しばらくピッチ外へ。いったん戻るも、その後75分に交代。06斎藤→14汰木。

72分、08喜田が左からドリブルでゴール前へ。競り合った24柳澤が倒してしまい、PK。喜田が自分で蹴るが、左へ外れる。GK“PKはだいたい止める”01馬場も、しっかりボールの方向へ反応してました。

何度か後方からのフィードで40大嶌に裏へ抜けられそうになるが、うまくオフサイドを取ってシュートには持ち込ませない。

78分、東京U-18のカウンター。中盤でパスを出した14岩田へのアフターファール、15早坂にイエロー。

81分、東京U-18の交代。17川上→06小泉。

83分、マリノスユース07村原がドリブル、04吉田をかわしてクロスを入れる。GK01馬場がキャッチするもラインを切る。右CKはクリア。

84分、東京U-18のカウンター。14岩田から左でパスを受け27高橋がドリブル、そのままシュートを打つがGK01田口がさわって枠を切る。右CKを14岩田がオーバーヘッドシュート。しかし田口がキャッチ。

85分、PAやや右でファールを与え、07村原がFKで直接狙うが、GK01馬場がはじく。07村原の右CK、ニアでクリアしたボールをファーサイドでフリーの14汰木が拾い、シュート。GK01馬場がはじいて、DFがクリア。

東京U-18の交代。87分、27高橋→23矢島。88分、14岩田→09斎藤。

AT3分。

90+1分、09斎藤が右からドリブル。DFを振り切りクロスを入れるが、ちょうど腰の高さ。ファーに走り込んだ23矢島が足を上げるも合わず。

90+3分、09斎藤が右からドリブル。DFに引っ張られてFKを得る。ニアへのボールに、DFと飛び出したGKが交錯。こぼれに詰めた斎藤が蹴り込み、最後にダメ押しの追加点。先発を後輩に譲った格好のリョータが、意地の一発。【0-4】

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というわけで、予想外の快勝に、皆、笑顔。こう?こう?と仲間に確認しながらの長澤に始まり、ゴールの4人にシャーしてもらう。試合の流れを相手に渡さなかった影のヒーロー、馬場にもやってもらうんだった、反省。
ピッチ部分の利用予約は2時間だったらしく、試合後はB戦を行わずにトラック部分で走り込みとなったようだけれど、勝利で気持ちよくトレーニングできたことだろう(笑)。

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冒頭でも書いたが、連勝した2試合がそれまでと何が違うかというと、守備が良くなった。前線でのボールチェイス、寄せのタイミング、挟んだら連動してボールを奪う。以前は出来ていたことなのだから、もう一度取り戻すのは、攻守の切り替えを意識するだけだと思っていた。その通りになったのは嬉しい。

もともと、自分は守備の良いチームが好きだ。守備が良いというのは、まず人数かけて引いて守るということではなくて…ボールを取られたら取り返す。取り返す位置は高ければ高い方が良い。取られた瞬間に、攻撃から守備に切り替える。取り返した瞬間に、守備から攻撃に切り替える。それは常に集中しているということ、自分・チーム・相手のプレーについて予測が出来ているということ、余裕があるということ。守備が良いということは、つまり、良い攻撃が出来るということ。

FC東京U-18は、自分にとって、いつもそういうチームだった。新しいサッカーを始めるにしても、守備の土台は揺らがないで居続けてほしいと思う。

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毎年、3年生が卒業していくときには、「こんなに好きな代はもうないかもしれん」と思うわけですが、新チームが始動してみれば、また同じように今の選手達を好きになっているわけです。今年もよろしく。

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相変わらず読みにくいが、まあ、観戦記は自己満足なので、ご勘弁を。
posted by kul at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー:観戦記2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする