このところのお買い物。今週のサカダイ、サカマガは、久しぶりに両方買った。
『水滸伝』19と『替天行道』(北方謙三/集英社文庫)。文庫版がとうとう完結。『楊令伝』には、まだ手を出していません。一気読みしたいので、もう少し巻数が溜まってから。
『永久帰還装置』(神林長平/ハヤカワ文庫)。ソノラマの単行本・文庫本も持っているくせに、また買う。作中にもサヴァニンという猫が登場するが、自分にとっての帰還装置も猫2匹だな、と。家に猫が待ってなかったら、会社に泊まりこみになりそうなもので。
『夏の名残りの薔薇』(恩田陸/文春文庫)。恩田陸の書く「悪意」は、自分が怖いと感じるポイントと完全に合っているので、あんまりのめり込んで読むと体調に響く。でも、エンタメに徹したさわやか系(?)の作品より、グルグル回っている耽美系の作品の方が好きだ。
そういえば『エッフェル塔試論』(松浦寿輝/ちくま学芸文庫)が復刊しておりましたよ。これと、ジュンク堂が世田谷文学館の永井荷風グッズを取り扱い始めたのを見て、ちょっと思い出したことがあって、『だれがタコマを墜としたか』(川田忠樹/建設図書)をネットで探して買う。タコマ橋落下の動画は、凄まじいよね。
『GIANT KILLING』5(ツジトモ、綱本将也/講談社)。折込チラシが欲しいので、とらのあなまで行きました。
『GENTE』2(オノ・ナツメ/太田出版)。テオとヴァンナの話が良かった。作中で帰国したら、またヴァンナも登場するか? ところで『TEAM! チーム男子を語ろう朝まで!』の表紙がオノさんで気になっているのだが、これどうでした?
『少女ファイト』4(日本橋ヨヲコ/講談社)。
『エマ』10(森薫/エンターブレイン)。
明日は休みを取って、京都へ河鍋暁斎展を見に行きます。暁斎展の予習に、『美術の窓』4月号(生活の友社)と『別冊太陽 河鍋暁斎』(平凡社)を買っているものの、まだ半分も読めてない…。
『美術の窓』を読んでいたら、この後、狩野一信の企画展があるんですね。羅漢図を全部見られる(かも)! 嬉しい。このあたりも奇想派というのだろうか。むしろ名づけるなら奇妙派(笑)か?
2008年04月24日
2008年03月22日
みとめません!
「シャカリキ!」に駆ける!人気自転車マンガがD‐BOYSで映画化(sanspo.com)
顔のいいテルなんてテルじゃないやい! 鼻水たらして激坂登ってこそテルなんじゃい!
てゆーか、ストーリー全然違うじゃん! 『シャカリキ!』である意味ないじゃん! ポッポって何? ユタがライバル高のエースって何? ナメた脚本書いてんじゃないよ。『昴』は勝手にやってくれだけど、『シャカリキ!』だけは駄目。あれは聖域だから、歪められるのは我慢ならんのよ。曽田センセもさー、もうちょっと作品大事にしてくださいよー(泣)。ショックのあまり、取り乱し中です…。
流れに乗ってパールイズミが亀高ジャージと炎のマイヨを復刻してくれればまあいいかとも思ったけれど、写真見たら全然違うなあ。トホホなデザインだなあ。エキストラを募集しているようだから、原作版亀高ジャージを持ってる人は、もうあてつけにそれ着て参加してきてやってください。宇都宮(?)を走るみたいです。
顔のいいテルなんてテルじゃないやい! 鼻水たらして激坂登ってこそテルなんじゃい!
てゆーか、ストーリー全然違うじゃん! 『シャカリキ!』である意味ないじゃん! ポッポって何? ユタがライバル高のエースって何? ナメた脚本書いてんじゃないよ。『昴』は勝手にやってくれだけど、『シャカリキ!』だけは駄目。あれは聖域だから、歪められるのは我慢ならんのよ。曽田センセもさー、もうちょっと作品大事にしてくださいよー(泣)。ショックのあまり、取り乱し中です…。
流れに乗ってパールイズミが亀高ジャージと炎のマイヨを復刻してくれればまあいいかとも思ったけれど、写真見たら全然違うなあ。トホホなデザインだなあ。エキストラを募集しているようだから、原作版亀高ジャージを持ってる人は、もうあてつけにそれ着て参加してきてやってください。宇都宮(?)を走るみたいです。
2008年03月19日
追悼 アーサー・C・クラーク
Writer Arthur C Clarke dies at 90(BBC)
Science fiction writer Arthur C. Clarke dies at 90(CBC)
3月18日、スリランカにて逝去。昨年12月の誕生日には、ビデオレターで友人へお別れを告げられたとのこと…ご冥福をお祈り致します。
これで、ハインライン、アシモフ、クラーク、SF界のビッグ・スリーがすべて世を去りました。
クラーク作品でどれか一つと言われれば、難しいところだが、『幼年期の終り』か。第1部、第3部のラストが印象的です。第1部は振り返るイメージ、第3部は見上げるイメージ。
科学やSFは、巨匠らを越える新たな視点を提供できるのか? オーバーロードのように見守られている気がします。
Science fiction writer Arthur C. Clarke dies at 90(CBC)
3月18日、スリランカにて逝去。昨年12月の誕生日には、ビデオレターで友人へお別れを告げられたとのこと…ご冥福をお祈り致します。
これで、ハインライン、アシモフ、クラーク、SF界のビッグ・スリーがすべて世を去りました。
クラーク作品でどれか一つと言われれば、難しいところだが、『幼年期の終り』か。第1部、第3部のラストが印象的です。第1部は振り返るイメージ、第3部は見上げるイメージ。
科学やSFは、巨匠らを越える新たな視点を提供できるのか? オーバーロードのように見守られている気がします。
2008年01月11日
【私信】サテライトについて
あちこちで『GIANT KILLING』をプッシュしていたら、読んでハマッてくれた人が多くて嬉しい今日この頃です。来週はモーニングで表紙&巻頭だよー。うふ。
質問されたので、サテライトについて。
作中、椿は今年サテライトから昇格してきたということになっていますが、現実のJリーグでいう「サテライト」は「サテライトリーグ」のことです。サテライトリーグは、トップチームの公式戦でなかなか出番のない若手や調整目的の選手を中心に行われる準公式のリーグ戦です。
「サテから昇格」という表現を見ると、このマンガの中では、野球のように明確な1軍(=トップ)・2軍(=サテ)があるという設定のようです。
作者の一人の綱本氏はJEF千葉サポで有名ですが、JEF千葉には、JFLを戦うアマチュアチームの「ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ」があります。これは、“トップチームのサテライトとユースチームの間”という位置付けで、トップチームの予備軍です。トップチームと予備軍との間では、移籍金無しで選手の所属を移動(名目上「移籍」と言う)することが可能です(今のところ、回数制限有り)。
日本では、JEF千葉のほかにヴォルテス徳島が、同様の予備軍としての性格を持つアマチュアチームを持っています。海外のクラブチームでは、たとえばリーガ・エスパニョーラのプリメーラ(Div.1)にバルセロナがいて、セグンダB(Div.3)にバルセロナBがいる、みたいに予備軍が普通にあります。
「三雲と椿はサテで何度か対戦したことがある」というのを見ると、『GIANT KILLING』作中の日本では、各クラブチームに(?)こういう予備軍があって「サテライト」と呼ばれているのではないかと思います。それとも、サテライトリーグの試合に予備軍から椿が呼ばれて出場してたのかなあ。ちょっとこの辺りはわかりません。おいおいに、細かい設定も明らかにしてもらえるといいなーと。
達海(多分、S級ライセンスを持ってない)がJ1の監督やってるんだから、現実とはちょっと違う世界なんだよねー。
でも、試合を取り巻く人や空気にはものすごくリアリティを感じる。今週は、『フットボール・ダイジェスト』を見に本屋へ駆け込むちびっ子3人組が「あるあるある」でした。勝ち試合の後だもんね(笑)。
質問されたので、サテライトについて。
作中、椿は今年サテライトから昇格してきたということになっていますが、現実のJリーグでいう「サテライト」は「サテライトリーグ」のことです。サテライトリーグは、トップチームの公式戦でなかなか出番のない若手や調整目的の選手を中心に行われる準公式のリーグ戦です。
「サテから昇格」という表現を見ると、このマンガの中では、野球のように明確な1軍(=トップ)・2軍(=サテ)があるという設定のようです。
作者の一人の綱本氏はJEF千葉サポで有名ですが、JEF千葉には、JFLを戦うアマチュアチームの「ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ」があります。これは、“トップチームのサテライトとユースチームの間”という位置付けで、トップチームの予備軍です。トップチームと予備軍との間では、移籍金無しで選手の所属を移動(名目上「移籍」と言う)することが可能です(今のところ、回数制限有り)。
日本では、JEF千葉のほかにヴォルテス徳島が、同様の予備軍としての性格を持つアマチュアチームを持っています。海外のクラブチームでは、たとえばリーガ・エスパニョーラのプリメーラ(Div.1)にバルセロナがいて、セグンダB(Div.3)にバルセロナBがいる、みたいに予備軍が普通にあります。
「三雲と椿はサテで何度か対戦したことがある」というのを見ると、『GIANT KILLING』作中の日本では、各クラブチームに(?)こういう予備軍があって「サテライト」と呼ばれているのではないかと思います。それとも、サテライトリーグの試合に予備軍から椿が呼ばれて出場してたのかなあ。ちょっとこの辺りはわかりません。おいおいに、細かい設定も明らかにしてもらえるといいなーと。
達海(多分、S級ライセンスを持ってない)がJ1の監督やってるんだから、現実とはちょっと違う世界なんだよねー。
でも、試合を取り巻く人や空気にはものすごくリアリティを感じる。今週は、『フットボール・ダイジェスト』を見に本屋へ駆け込むちびっ子3人組が「あるあるある」でした。勝ち試合の後だもんね(笑)。
2007年10月25日
『あのひととここだけのおしゃべり』
昨夜は帰って、もうくたびれ果てているのですぐに寝るつもりだったのだが、うっかり『よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり』(よしながふみ/太田出版)を読み始めてしまい、5時までかかって読み終えてしまった。よしながふみと、やまだないと、福田里香、三浦しをん、こだか和麻、羽海野チカ、志村貴子、萩尾望都との対談集。BL方面の話も多いので抵抗のある向きもあろうが、少女マンガが好きな男性に(?)手引きとして(??)おすすめ。
そうそう、そうだよ、女の子はもっと自覚的に捨てたり諦めたりしてスレた大人になるよ! みたいな。
読んでいるうちに疲労で変なスイッチが入ったらしく、羽海野チカとの対談が泣けて泣けて仕方がなかった。何がそんなに琴線に触れたのかというと、マンガを描くことに対する真剣さが溢れていたことかなあ。『G戦場ヘヴンズドア』とか、いつ読んでもボロボロ泣くもんなあ。
自分はマンガオタだが少女マンガをほとんど読んでいなくて、これではいかんと反省しました。少女マンガもBLも、食わず嫌いせずにちゃんと読もう。こだか和麻との対談がいちばん面白かった(こだか和麻が河惣益巳に礼を言われた話とか、自己プロデュース能力の話とか)。面白かったのだが、「何故BLなのか」をここまで真剣に考えてしまうあたりが、すでにBLの主流(“ザルの目”からこぼれ落ちない多くの作品群)からは外れているんだろうと思う。
あと、三浦しをんとの対談などで、フェミニズム、女に対する抑圧と決められた型の中にいることの居心地の悪さについて語っているが、型から出ることを決めちゃって食ってく手段さえ確立してしまえば、女の方が生きるのラクだと思うなあ。
以下はある意味かなり下ネタなので、一応隠しておく。
続きを読む
よしなが 『綿の国星』の猫耳のチビ猫ちゃんを見て、「あれが少女の化身で」って言い方を(筆者注:男性のマンガ評論家が)するんだけど、違う、私たちが同化しているのはむしろ時夫で彼に共感してチビ猫を眺めているのであって、誰もチビ猫に共感していつまでも少女でいたい願望をこのにゃんこに託したりなんかしていません私たち! みたいな。
そうそう、そうだよ、女の子はもっと自覚的に捨てたり諦めたりしてスレた大人になるよ! みたいな。
読んでいるうちに疲労で変なスイッチが入ったらしく、羽海野チカとの対談が泣けて泣けて仕方がなかった。何がそんなに琴線に触れたのかというと、マンガを描くことに対する真剣さが溢れていたことかなあ。『G戦場ヘヴンズドア』とか、いつ読んでもボロボロ泣くもんなあ。
自分はマンガオタだが少女マンガをほとんど読んでいなくて、これではいかんと反省しました。少女マンガもBLも、食わず嫌いせずにちゃんと読もう。こだか和麻との対談がいちばん面白かった(こだか和麻が河惣益巳に礼を言われた話とか、自己プロデュース能力の話とか)。面白かったのだが、「何故BLなのか」をここまで真剣に考えてしまうあたりが、すでにBLの主流(“ザルの目”からこぼれ落ちない多くの作品群)からは外れているんだろうと思う。
あと、三浦しをんとの対談などで、フェミニズム、女に対する抑圧と決められた型の中にいることの居心地の悪さについて語っているが、型から出ることを決めちゃって食ってく手段さえ確立してしまえば、女の方が生きるのラクだと思うなあ。
以下はある意味かなり下ネタなので、一応隠しておく。
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2007年10月23日
本屋でお買いもの
発売日を待ちかねて、『GIANT KILLING』3(著:綱本将也、イラスト:ツジトモ/講談社)。ようやく本誌との話が全部繋がったー。ツジトモ氏の画面作りの上手さに惚れぼれする。
『VINLAND SAGA』5(幸村誠/講談社)。
『誰も寝てはならぬ』7(サライネス/講談社)。連載中の『誰寝』には、久世君(『豆ゴ』の久世君とは別人)が登場してますね…。
重版かかってたので『あのひととここだけのおしゃべり』(よしながふみ/太田出版)。
『CICLISSIMO』no.7(八重洲出版)。
『水滸伝』13(北方謙三/集英社文庫)。『辰巳屋疑獄』(松井今朝子/ちくま文庫)。
『女王の矢―新訳』(著:マーセデス・ラッキー、訳:澤田澄江/中央公論新社)。かつて教養文庫から出ていた『女王の矢』の新訳版。ヴァルデマール年代記なのだが、創元推理文庫ではなくC・NOVELSで刊行。翻訳権の所在がよくわからん。
『形とくらしの雑草図鑑―見分ける、身近な280種』(岩瀬徹/全国農村教育協会)。衝動買いしたが、とても面白いです。あの草にこんな花が咲いて実がつくのか!とわくわくします。
『奇想遺産―世界のふしぎ建築物語』(鈴木博之・藤森照信・隈研吾・松葉一清・山盛英司/新潮社)とどっちを買うか悩んで↑だったのだが、こちらもそのうち買うでしょう。
『VINLAND SAGA』5(幸村誠/講談社)。
『誰も寝てはならぬ』7(サライネス/講談社)。連載中の『誰寝』には、久世君(『豆ゴ』の久世君とは別人)が登場してますね…。
重版かかってたので『あのひととここだけのおしゃべり』(よしながふみ/太田出版)。
『CICLISSIMO』no.7(八重洲出版)。
『水滸伝』13(北方謙三/集英社文庫)。『辰巳屋疑獄』(松井今朝子/ちくま文庫)。
『女王の矢―新訳』(著:マーセデス・ラッキー、訳:澤田澄江/中央公論新社)。かつて教養文庫から出ていた『女王の矢』の新訳版。ヴァルデマール年代記なのだが、創元推理文庫ではなくC・NOVELSで刊行。翻訳権の所在がよくわからん。
『形とくらしの雑草図鑑―見分ける、身近な280種』(岩瀬徹/全国農村教育協会)。衝動買いしたが、とても面白いです。あの草にこんな花が咲いて実がつくのか!とわくわくします。
『奇想遺産―世界のふしぎ建築物語』(鈴木博之・藤森照信・隈研吾・松葉一清・山盛英司/新潮社)とどっちを買うか悩んで↑だったのだが、こちらもそのうち買うでしょう。
2007年09月19日
『赤江瀑の「平成」歌舞伎入門』
納富さんに勧められて読んだ『赤江瀑の「平成」歌舞伎入門』(赤江瀑/学研新書)が面白かった。これから歌舞伎を見ようという人には最適のガイドだろう。自分が見始めた頃には、ようやくぴあの『歌舞伎ワンダーランド』(これはこれで良書だった)があったくらいで、その他の本はもう少し敷居が高かったり、求めている内容ではなかったりした。当時にこういう本が欲しかった。何が良いかって、現在の歌舞伎役者について語りつつ、歌舞伎の演目や芸に触れていくのです。“今”読むべき本ではありませんか。
もうひとつ良いのは、赤江瀑の豊饒な文体で書かれていることです。文章を読むという行為に陶然とさせられるその文体。物凄い贅沢をしている気分になる。泉鏡花を読むときの気分に似ている。
ああ、歌舞伎を見に行きたくなったと同時に、赤江瀑が読みたくなった。文庫本を掘り起こさないと。
もうひとつ良いのは、赤江瀑の豊饒な文体で書かれていることです。文章を読むという行為に陶然とさせられるその文体。物凄い贅沢をしている気分になる。泉鏡花を読むときの気分に似ている。
ああ、歌舞伎を見に行きたくなったと同時に、赤江瀑が読みたくなった。文庫本を掘り起こさないと。
2007年09月03日
本屋でいろいろと<守り人・旅人>シリーズのこと
お買いもの。オノナツメ2冊『さらい屋五葉』3(小学館)、『GENTE』1(太田出版)。『宗像教授異考録』6(星野之宣/小学館)。『ONE PIECE』47(尾田栄一郎/集英社)。『僕のやさしいお兄さん』1(今市子/芳文社)。今さんは寄せ集め家族の話をよく描くね。
『BRUTUS』624号、国宝特集。誰か、10月〜11月に狩野永徳展@京都国立博物館を見に行かんかね。
ジュンク堂にしばらく行かない間に、上橋菜穂子トークセッションは満席になっているし、オノナツメサイン会の整理券は逃すし、とっほっほという感じです。
<守り人・旅人>シリーズを大興奮しつつ読み終えたので、『狐笛のかなた』(上橋菜穂子/新潮文庫)を買ってきました。<守り人・旅人>シリーズは、最初はある意味“ファンタジーらしいファンタジー”として始まったものが、巻を追うごとにどんどん広がりと厚みをもって異世界が立ち上がっていく様が素晴らしかった。重かったけれどハードカバーを持ち歩いて読んでました。「物語には過去と未来がくっついていて、本当は、始まりや終わりはないのです」と書いていたのはおがきちかだが、自分が好きなのはそういう気持ちを持った上できちんとパッケージ(始まりと終わり)を作っている物語なんだなーと思う。
『BRUTUS』624号、国宝特集。誰か、10月〜11月に狩野永徳展@京都国立博物館を見に行かんかね。
ジュンク堂にしばらく行かない間に、上橋菜穂子トークセッションは満席になっているし、オノナツメサイン会の整理券は逃すし、とっほっほという感じです。
<守り人・旅人>シリーズを大興奮しつつ読み終えたので、『狐笛のかなた』(上橋菜穂子/新潮文庫)を買ってきました。<守り人・旅人>シリーズは、最初はある意味“ファンタジーらしいファンタジー”として始まったものが、巻を追うごとにどんどん広がりと厚みをもって異世界が立ち上がっていく様が素晴らしかった。重かったけれどハードカバーを持ち歩いて読んでました。「物語には過去と未来がくっついていて、本当は、始まりや終わりはないのです」と書いていたのはおがきちかだが、自分が好きなのはそういう気持ちを持った上できちんとパッケージ(始まりと終わり)を作っている物語なんだなーと思う。
ワールドコン2007
8/30-9/3にパシフィコ横浜で、日本初開催のワールドコン(第65回世界SF大会/第46回日本SF大会 Nippon2007)が行われました。最近SF読んでないし英語わからんしーと参加しなかったのだが、参加者から楽しそうなカオスレポをもらって、やっぱり行けば良かったと後悔しました。ブリンがいい人過ぎる…。
ヒューゴー賞の関連書籍部門は、ティプトリーJr.の伝記(The Double Life of Alice B Sheldon/ジュリ・フィリップス)だそうで、早川さん、翻訳をお願いします。
マーティンは結局来なかったのね。氷と炎の歌を早く書いてね。
ヒューゴー賞の関連書籍部門は、ティプトリーJr.の伝記(The Double Life of Alice B Sheldon/ジュリ・フィリップス)だそうで、早川さん、翻訳をお願いします。
マーティンは結局来なかったのね。氷と炎の歌を早く書いてね。
2007年08月07日
北方水滸伝読了
ようやく読了。地区内の図書館には単行本全19巻が2セットあるのだが、どうやら自分と同時期に3・4人が先を争って借りていたようで、予約を入れてもしばしば待たされました。
読了したが…全然終わってないやんけーっ! このまま勢いで『楊令伝』に進み、『すばる』での連載に手を伸ばすしかないのか。とりあえず、先に『血涙』を読もうと図書館に予約を入れ、ちょっと休憩して<守り人・旅人>シリーズを読んでいるところ。水滸伝のラスト4冊ほどは、登場人物がどんどんどんどん倒れて行くばかりで殺伐としていたので、一気に読むと結構きつかった。直後に<守り人・旅人>シリーズを読むと、心が洗われるようです。
楊令伝は明確に水滸伝の続編なのだけれど、どのあたりから続編の構想が出来上がったのか気になるところ。水滸伝後半では、明らかに続編のために用意された登場人物の配置が始まっている。オリジナルキャラクターの楊令の存在が、思った以上に膨らんだ結果が、北方水滸伝のあのラストなのかな。と考えると、王進先生についての改編はとても重要だったんだな。
名場面はたくさんあったが、あまり本筋と関係のない、牧で馬麟の笛を聴く話と、顧大嫂と孫二娘が酒飲んでる話が好きだ。
読了したが…全然終わってないやんけーっ! このまま勢いで『楊令伝』に進み、『すばる』での連載に手を伸ばすしかないのか。とりあえず、先に『血涙』を読もうと図書館に予約を入れ、ちょっと休憩して<守り人・旅人>シリーズを読んでいるところ。水滸伝のラスト4冊ほどは、登場人物がどんどんどんどん倒れて行くばかりで殺伐としていたので、一気に読むと結構きつかった。直後に<守り人・旅人>シリーズを読むと、心が洗われるようです。
楊令伝は明確に水滸伝の続編なのだけれど、どのあたりから続編の構想が出来上がったのか気になるところ。水滸伝後半では、明らかに続編のために用意された登場人物の配置が始まっている。オリジナルキャラクターの楊令の存在が、思った以上に膨らんだ結果が、北方水滸伝のあのラストなのかな。と考えると、王進先生についての改編はとても重要だったんだな。
名場面はたくさんあったが、あまり本筋と関係のない、牧で馬麟の笛を聴く話と、顧大嫂と孫二娘が酒飲んでる話が好きだ。
2007年08月01日
本屋でお買い物
五十嵐大介祭り。『カボチャの冒険』(竹書房)、『海獣の子供』1・2(小学館)。カボチャ(←猫)がっっ!! カボチャが可愛すぎてもだえる。『海獣』もまとめて読むとまたガツンと来るなあ。
『ドロヘドロ』10(林田球/小学館)。
『ユリイカ』8月号、澁澤龍彦特集。
『輝くもの天より墜ち』(ジェイムズ・ティプトリー・Jr./ハヤカワ文庫)。ティプトリーを読むのは体力が要るので、しばらく積ん読。
『ドロヘドロ』10(林田球/小学館)。
『ユリイカ』8月号、澁澤龍彦特集。
『輝くもの天より墜ち』(ジェイムズ・ティプトリー・Jr./ハヤカワ文庫)。ティプトリーを読むのは体力が要るので、しばらく積ん読。
2007年06月22日
本屋でお買い物+α
『敵は海賊・正義の眼』(神林長平/早川書房)、『王狼たちの戦旗』4(ジョージ・R・R・マーティン/早川書房)、『もやしもん』5(石川雅之/講談社)、『CICLISSIMO』no.5(八重洲出版)、『CYCLE SPORTS』7月号(八重洲出版)。
北方水滸伝の続きを待てなくて図書館で予約を入れていたら、9〜13巻が届いたので受け取り。『楊家将』上下(北方謙三/PHP研究所)を読み始めてしまったが、終わってから『敵は海賊』とどっちを先に読むか迷う。
『敵は海賊』は、表紙があまのよしたか氏から菊池健氏に変わっていた。以前にジュンク堂で『ななつのこものがたり』の原画を展示していて、子猫がとても可愛かったのです。菊池アプロも可愛い〜。『A級の敵』の新装版も買ってこよう。
ちょっと前に買った、『工場萌え』(石井哲・写真、大山顕・文/東京書籍)という写真集がとても良かった。廃墟も好きだが工場も好きだ。合理主義と究極の出たとこ任せ(?)が矛盾なく同居しているのが堪らん。石井氏のブログ>工場萌えな日々。
京都行きのときに読んでいた『侠(きゃん)風むすめ』(河治和香/小学館文庫)で、国芳の娘の芳鳥(←これは絵師としての号)の名前が「登鯉(とり)」となっていて、本当にこの名前だったのかなーと調べているのだが資料が見つからない。鯉の滝登りで「とり」とは、格好良い名前だ。『侠風むすめ』自体は、テーマが一貫しなくてあれー?という感じで終わってしまいました。連作でもっと本数を書く予定ならこれでもいいのだけれど。でも国芳がかわいいです。
北方水滸伝の続きを待てなくて図書館で予約を入れていたら、9〜13巻が届いたので受け取り。『楊家将』上下(北方謙三/PHP研究所)を読み始めてしまったが、終わってから『敵は海賊』とどっちを先に読むか迷う。
『敵は海賊』は、表紙があまのよしたか氏から菊池健氏に変わっていた。以前にジュンク堂で『ななつのこものがたり』の原画を展示していて、子猫がとても可愛かったのです。菊池アプロも可愛い〜。『A級の敵』の新装版も買ってこよう。
ちょっと前に買った、『工場萌え』(石井哲・写真、大山顕・文/東京書籍)という写真集がとても良かった。廃墟も好きだが工場も好きだ。合理主義と究極の出たとこ任せ(?)が矛盾なく同居しているのが堪らん。石井氏のブログ>工場萌えな日々。
京都行きのときに読んでいた『侠(きゃん)風むすめ』(河治和香/小学館文庫)で、国芳の娘の芳鳥(←これは絵師としての号)の名前が「登鯉(とり)」となっていて、本当にこの名前だったのかなーと調べているのだが資料が見つからない。鯉の滝登りで「とり」とは、格好良い名前だ。『侠風むすめ』自体は、テーマが一貫しなくてあれー?という感じで終わってしまいました。連作でもっと本数を書く予定ならこれでもいいのだけれど。でも国芳がかわいいです。
2007年05月08日
GWが明けて、またもやお買い物
宣言のその後がどうなったかというと、とりあえず手はつけた。過去のF1雑誌は、なんとか2/3程は処分した。でも、本と漫画がまったく片付いてません。整理しかけて部屋中に散乱しています。読んだそばから忘れて行くので、自分にとって本は外部記憶装置なのだ。近くにないと落ち着かないからなかなか捨てる踏ん切りがつかないのだ。困ったものです。
片付けが進んでない理由はもう一つあって、『皇国の守護者』1〜9(佐藤大輔/中央公論社)を読みふけっていたためです。面白いよー続き書いてよー。それにしても、氷と炎の歌、北方水滸伝、皇国と続けざまに読んでいたので、頭の中は、ユーリア殿下が九紋竜史進を従えてウィンターフェルの冬を戦っているような混線状態です。
片付けると言いつつまた本が増えている訳ですが、『とめはねっ!』1(河合克敏/小学館)も買ってきた。今度は書道部か、相変わらずマイナージャンルを突っ走ってるなあ。
神林本は常に、書棚のいちばん手に取りやすいあたりに置かれているのですが、今月は、『敵は海賊・正義の眼』(神林長平/ハヤカワ文庫)が25日に発売決定とのこと。『A級の敵』が出たのは1997年、10年振りのシリーズ新刊、嬉しい(泣)。詰め込み過ぎずに新刊用のスペースを開けておかねば。
片付けが進んでない理由はもう一つあって、『皇国の守護者』1〜9(佐藤大輔/中央公論社)を読みふけっていたためです。面白いよー続き書いてよー。それにしても、氷と炎の歌、北方水滸伝、皇国と続けざまに読んでいたので、頭の中は、ユーリア殿下が九紋竜史進を従えてウィンターフェルの冬を戦っているような混線状態です。
片付けると言いつつまた本が増えている訳ですが、『とめはねっ!』1(河合克敏/小学館)も買ってきた。今度は書道部か、相変わらずマイナージャンルを突っ走ってるなあ。
神林本は常に、書棚のいちばん手に取りやすいあたりに置かれているのですが、今月は、『敵は海賊・正義の眼』(神林長平/ハヤカワ文庫)が25日に発売決定とのこと。『A級の敵』が出たのは1997年、10年振りのシリーズ新刊、嬉しい(泣)。詰め込み過ぎずに新刊用のスペースを開けておかねば。
2007年04月24日
本屋でお買い物
ここしばらく池波正太郎の読み返しを続けていたので、ちょっと気分を変えようと『水滸伝』(北方謙三/集英社文庫)を読み始めた。文庫7巻が出てたので購入。しかし、面白いんだが、北方節を続けて読んでいると、何でもかんでも「男」で片付けんじゃねー、と、たまにイラッとする(苦笑)。
『大阪豆ゴハン』4〜6(サラ・イイネス/講談社)がしつこく復刊リクエストしたおかげでようやく出たので、『誰も寝てはならぬ』6(サラ・イネス/講談社)と一緒に購入。『豆ゴ』のおまけ描き下ろしで本編のその後がちょっと語られて、無事にご結婚されたようでホッとしました。カンクネン、トイボネン兄、ベルガーの義兄弟とはうらまやしい。
先日『皇国の守護者』1〜4(原作・佐藤大輔/作画・伊藤悠/集英社)を買ってみたら面白かったので、うっかり原作小説を大人買いしてしまおうと思ってC-NOVELSの棚を見に行ったのだが、在庫のない巻があったので今日は見送り。小説でも千早はかわいいかしら。架空戦記読んで、猫かわいー萌えーとか言ってたらダメでしょうか。
『王狼たちの戦旗』2(ジョージ・R・R・マーティン/ハヤカワ文庫)と『黄昏の百合の骨』(恩田陸/講談社文庫)。水野理瀬のシリーズは、『薔薇の中の蛇』が書かれたら完結?
ちょっと前に出たものだが、『Casa BRUTUS特別編集 知らないと恥ずかしい! 日本建築、デザインの基礎知識。』(マガジンハウス)。昨年9月号の特集を、ムックとして発売。グルーヴィジョンズのイラストによる庭の見方解説が面白かった。
『大阪豆ゴハン』4〜6(サラ・イイネス/講談社)がしつこく復刊リクエストしたおかげでようやく出たので、『誰も寝てはならぬ』6(サラ・イネス/講談社)と一緒に購入。『豆ゴ』のおまけ描き下ろしで本編のその後がちょっと語られて、無事にご結婚されたようでホッとしました。カンクネン、トイボネン兄、ベルガーの義兄弟とはうらまやしい。
先日『皇国の守護者』1〜4(原作・佐藤大輔/作画・伊藤悠/集英社)を買ってみたら面白かったので、うっかり原作小説を大人買いしてしまおうと思ってC-NOVELSの棚を見に行ったのだが、在庫のない巻があったので今日は見送り。小説でも千早はかわいいかしら。架空戦記読んで、猫かわいー萌えーとか言ってたらダメでしょうか。
『王狼たちの戦旗』2(ジョージ・R・R・マーティン/ハヤカワ文庫)と『黄昏の百合の骨』(恩田陸/講談社文庫)。水野理瀬のシリーズは、『薔薇の中の蛇』が書かれたら完結?
ちょっと前に出たものだが、『Casa BRUTUS特別編集 知らないと恥ずかしい! 日本建築、デザインの基礎知識。』(マガジンハウス)。昨年9月号の特集を、ムックとして発売。グルーヴィジョンズのイラストによる庭の見方解説が面白かった。
2007年03月17日
本屋でお買い物
久しぶりに本屋に行って、お買い物。
『曾我蕭白 荒ぶる京の絵師』(狩野博幸/臨川書店)。一昨年、京都国立博物館で開催された蕭白展の際に、博物館の土曜講座で行われた狩野氏の講座を聞き起こしたもの。展示はアウェイ観戦と絡めて(笑)見に行ったが、さすがに講座までは無理だったのでありがたい。かなり精確に話言葉を聞き起こしてあって、臨場感があります。
買い逃していたが『広告批評』2月号の特集は「ニッポンを描く」で、東學、束芋、天明屋尚、松井冬子、山口晃を紹介。対談で解説しているのは赤瀬川さんと山下先生。で、山下先生が「ようやく「アート」みたいなもののウソくささがバレ始めているのかも」とまとめているのが、我が意を得たりという感じ。中で会田誠についても出てくるのだけれど、批判批評の精神と「伝えたいこと」って違うよな、と。明治以前の日本画に興味があるのは、「芸術家」でなくて「職業絵師」が描いているのが見てて心地よいの。
『團十郎切腹事件』(戸板康二/創元推理文庫)。老優・中村雅楽が探偵役のシリーズ。復刊を楽しみにしてました。全5巻予定。
『曾我蕭白 荒ぶる京の絵師』(狩野博幸/臨川書店)。一昨年、京都国立博物館で開催された蕭白展の際に、博物館の土曜講座で行われた狩野氏の講座を聞き起こしたもの。展示はアウェイ観戦と絡めて(笑)見に行ったが、さすがに講座までは無理だったのでありがたい。かなり精確に話言葉を聞き起こしてあって、臨場感があります。
買い逃していたが『広告批評』2月号の特集は「ニッポンを描く」で、東學、束芋、天明屋尚、松井冬子、山口晃を紹介。対談で解説しているのは赤瀬川さんと山下先生。で、山下先生が「ようやく「アート」みたいなもののウソくささがバレ始めているのかも」とまとめているのが、我が意を得たりという感じ。中で会田誠についても出てくるのだけれど、批判批評の精神と「伝えたいこと」って違うよな、と。明治以前の日本画に興味があるのは、「芸術家」でなくて「職業絵師」が描いているのが見てて心地よいの。
『團十郎切腹事件』(戸板康二/創元推理文庫)。老優・中村雅楽が探偵役のシリーズ。復刊を楽しみにしてました。全5巻予定。
2007年02月21日
作者がキャラクターを愛し過ぎてしまうということ
『ラストイニング』(あさのあつこ/角川書店)が出ていたので読んだのだが、ああ、やっちゃったなあという気分である。いや、試合が結局どう決着したのかとか、キャラクターのその後とかがわかってすっきりしたことは確かなのだが。そして『バッテリー』(2巻以降)自体が、“やっちゃった”感を楽しむ内容ではあるのだが。
“やっちゃった”というのは、他人にどう説明すればいいのか。作者が自作のキャラクターを愛し過ぎてしまうと、段々と作品は作者からキャラクターへのラブレターになってきてしまう。読者は置いてけぼりである。作者の感情に乗っかってしまえばそれはそれで楽しめるのだが、商業ベースのエンターテインメントに対する楽しみ方としては本道ではないだろう。そういう“やっちゃった”。うーむ、やっぱりうまく説明ができない。ぶっちゃけて言えば、「そういうのは同人誌でいいじゃん」ということなんですが。
あ、『バッテリー スコアボード』ものぞいて見たら、映画のキャストは結構良い感じのビジュアルだと思いました。これなら見に行くかもしれん。
“やっちゃった”というのは、他人にどう説明すればいいのか。作者が自作のキャラクターを愛し過ぎてしまうと、段々と作品は作者からキャラクターへのラブレターになってきてしまう。読者は置いてけぼりである。作者の感情に乗っかってしまえばそれはそれで楽しめるのだが、商業ベースのエンターテインメントに対する楽しみ方としては本道ではないだろう。そういう“やっちゃった”。うーむ、やっぱりうまく説明ができない。ぶっちゃけて言えば、「そういうのは同人誌でいいじゃん」ということなんですが。
あ、『バッテリー スコアボード』ものぞいて見たら、映画のキャストは結構良い感じのビジュアルだと思いました。これなら見に行くかもしれん。
2007年02月13日
本屋でお買い物
『ヨーロッパに消えたサムライたち』(太田尚樹/筑摩書房)。支倉常長を大使とする慶長遣欧使節団について。伊達政宗が彼らをイスパニアへ送った目的は?経緯は? スペインには今も「ハポン」姓を持ち、日本人の子孫と名乗る人達がいるそうです。『独眼竜政宗』にも支倉常長はちょっと出てきたな。
『映画がなければ生きていけない 1999-2002』『同 2003-2006』(十河進/水曜社)。日刊デジタルクリエイターズというメルマガで、長期連載している映画コラムの完全再録。これが掲載される金曜日号のためだけにデジクリを購読している。映画本を読んでないで、映画を見ろ、というツッコミは無しで。
『東京星空散歩』(林完次/中央公論新社)。夜空を撮るには長くシャッターを開けておかなければならない。東京でこれをやるので、周りの建造物が不思議に発光しているような写真になる。林氏の本だが、天体というより東京の奇妙に幻想的な夜景の写真集。
『映画がなければ生きていけない 1999-2002』『同 2003-2006』(十河進/水曜社)。日刊デジタルクリエイターズというメルマガで、長期連載している映画コラムの完全再録。これが掲載される金曜日号のためだけにデジクリを購読している。映画本を読んでないで、映画を見ろ、というツッコミは無しで。
『東京星空散歩』(林完次/中央公論新社)。夜空を撮るには長くシャッターを開けておかなければならない。東京でこれをやるので、周りの建造物が不思議に発光しているような写真になる。林氏の本だが、天体というより東京の奇妙に幻想的な夜景の写真集。
2007年02月03日
『氷と炎の歌』
『氷と炎の歌』(ジョージ・R・R・マーティン/早川書房)の第3部、『剣嵐の大地』3巻読了。ようやく邦訳の最新刊に追いついた。これでとりあえずネタバレ気にせずにファンサイトを見に行ける!
マーティンの小説は、基本的にはベタな展開なんだが、執拗にディテールを書き込むことと、登場人物全員に容赦しないことで「ええ!?ここでコイツをこうしちゃうの?!」という意外性が生まれる。それにしても、全7部予定でまだ半分まで来ていないというのに、こんなにバタバタと登場人物が倒れていって大丈夫なのか。一頃、田中芳樹が「皆殺しの田中」と呼ばれていたが、マーティンに比べるとまだ甘かったのだな。
ややネタバレ。リトルフィンガーがストーカーっぷり全開で気持ち悪いよー。今のケイトリンと会ったらどうなるのかなー。ブランの物語を下敷きにするなら、フレイ家の面々は身内で潰し合いをすることになるのかなー。ダヴォスは無事かなー。「約束されたプリンス」がスタンニスでないのは確実として、では誰?ブラン?ジョン(この場合ネッドの息子ではなかったことになりそうだが)?大穴でリコンとか。
文庫版第2部は、3月から刊行開始だそうです。2部3部とも、邦題はもう少しなんとかならんかったのか。
Amazonで第4部の原書を買うついでに、訳の参考にしようと1〜3部もまとめて買ったのだが、第2部だけペーパーバック(←大判)を注文してました。他はマスマーケット(←小型)なのに。ネットで洋書を買うとき、たまにこの間違いをやってしまう。LOTRのUTとHoMEを買ったときにも1冊間違えている。ちゃんと確認しないからだ…。
マーティンの小説は、基本的にはベタな展開なんだが、執拗にディテールを書き込むことと、登場人物全員に容赦しないことで「ええ!?ここでコイツをこうしちゃうの?!」という意外性が生まれる。それにしても、全7部予定でまだ半分まで来ていないというのに、こんなにバタバタと登場人物が倒れていって大丈夫なのか。一頃、田中芳樹が「皆殺しの田中」と呼ばれていたが、マーティンに比べるとまだ甘かったのだな。
ややネタバレ。リトルフィンガーがストーカーっぷり全開で気持ち悪いよー。今のケイトリンと会ったらどうなるのかなー。ブランの物語を下敷きにするなら、フレイ家の面々は身内で潰し合いをすることになるのかなー。ダヴォスは無事かなー。「約束されたプリンス」がスタンニスでないのは確実として、では誰?ブラン?ジョン(この場合ネッドの息子ではなかったことになりそうだが)?大穴でリコンとか。
文庫版第2部は、3月から刊行開始だそうです。2部3部とも、邦題はもう少しなんとかならんかったのか。
Amazonで第4部の原書を買うついでに、訳の参考にしようと1〜3部もまとめて買ったのだが、第2部だけペーパーバック(←大判)を注文してました。他はマスマーケット(←小型)なのに。ネットで洋書を買うとき、たまにこの間違いをやってしまう。LOTRのUTとHoMEを買ったときにも1冊間違えている。ちゃんと確認しないからだ…。
2007年01月22日
『バイオメガ』弐瓶勉
『バイオメガ』1・2(弐瓶勉/集英社)。講談社版1巻は買い逃していたので、新装版でまとめて購入。ハードSF味(?)が薄まって、わかりやすく仮面ライダーみたいになってる。これはこれで格好良い。
実のところ、弐瓶勉については、背景の巨大建築物をガンガン描き込んでくれたら、話はわからなくても全然OKです。『BLAME!』の月を飲み込む巨大構造物とか、『バイオメガ』の大陸繋留索とか。大陸繋留索は設定しか出てきてないけど。SF者はハッタリに弱いのである。
実のところ、弐瓶勉については、背景の巨大建築物をガンガン描き込んでくれたら、話はわからなくても全然OKです。『BLAME!』の月を飲み込む巨大構造物とか、『バイオメガ』の大陸繋留索とか。大陸繋留索は設定しか出てきてないけど。SF者はハッタリに弱いのである。

